新曲『オープンボーダー』

yo-en2013-02-11

   『オープンボーダー』


純朴可憐な ネパール少女
貧しい家を 救う為
超えてしまった オープンボーダー


連れて行かれた 異国の郷は
希望の縫製工場ではなく
うつろな瞳が並ぶ うさぎ小屋


少女には夢があった
自分の作った服を売る お店を持つこと

『父さんは、姉さんと一緒に
町へ行ったきり帰ってこないの
母さんは働きすぎて
病気になったの
だからわたしが
母さんの分まで働くの
それで弟や妹には 
絶対に学校に行かせてあげたいの』


それなのに 美しいインドの夜は
無垢な少女を夜毎蝕み 
憎しみと悲しみと 
絶望の果てへと追いやるのだ

       ※

それでもなお 
赤いサリーのドレスから 透けて ふるえる乳房は
まるで恥じらうように微笑み
一輪の薔薇のつぼみのように 
固く清らかで美しい

それでもなお 
少女は あまりにも 
あまりにも 美しいのだ




              作詞/作曲 YO-EN



※新曲『オープンボーダー』
オープンボーダー(open border)柵の無い国境、脱国境。
朗読の歌。後半のスキャットが美しい。




<近日ライブ>
2月19日(火)ペドロ企画

かつおの遊び場♪CatooO no a so be Bar」
大阪市中央区宗右衛門町日宝宗右衛門町センタービル2F
http://catooo.iinaa.net/

19:00オープン
19:30 切断ブラザーズ
20:05 昭和ロマン亭 
20:40 まえちゃん印
21:15 ペニーレイン 
21:50 ヨーエン