2013-01-01から1年間の記事一覧

時間泥棒

テレビをあまり見なくなった。 ある時期、たっぷり時間があっても、好きな読書もする気になれず、一日中頭の中は寝起きのようにモヤがかかり、回転が悪く動作も鈍いというような事があった。 その頃、ちょうどテレビがアナログからデジタル化する時で、ブラ…

『松虫』デモ版 !!!

先日完成した新曲の『松虫』 寂しい夜に勢い余って作ったものだが、その勢いついでにデモを作りました。 こういった解りやすい鼻歌ソングもこよなく好きなのです。 『松虫』

新曲『松虫』

『松虫』 流れる川に 佇む子ども 夕暮れトンボの 戯れに 涙をふいて 笑って帰る 石ころひとつ 蹴りながら あなたのお家はどうですか? 楽しいお家ですか? いっぱい愛してくれますか? ススキの小径を 振り返る 松虫チンチロリン また明日 ※流れる水は 悲し…

☆YO-ENのD45定例ライブ

今日はジブリ映画『かぐや姫の物語』を観てきましたよ。出来の善し悪しは千差万別なので、細かい事は書きませんが、単純に私はアニメ画の作風が好みだし、それが生かされた音楽もすばらしかったので、アーティスティックに最初から最後まで楽しめました。 内…

オチ無し!

今日は病院にいきました。前にかかった風邪の症状は治まったものの、咳が長引く為です。 咳喘息だと診断されましたが、ちゃんと完治しないと3割が気管支喘息になるらしいので、気をつけます。なかなかブログ更新できません。実は私ね、何か書こうとした時、…

『からすのかあさん』

『からすのかあさん』 歳を穫ったからすが ひと鳴き 飛び立った 羽を散らかし しゃがれた姿 今日もゆく (かわいい声で 鳴いているかぎり) (かわいい声で 鳴いているかぎり) 白く積もった 雲はいつしか 降り出して 背中を打たれ 重たい羽は ちぎれゆく (…

緊急ライブ告知

今日ね、とある駅で、スマホをしながら歩く男性が、下りエスカレーターを上りと勘違いし足を踏み入れ、コケてしまったのを目撃した。 周囲は、危ないな〜と冷ややかな視線で一瞥。ふふ、でもちょっと可笑しかったので◎。 明日、緊急ライブ告知あります。10…

ヒロシマと私

来週、広島に行ってきます。 初めて訪れるので楽しみです。原爆資料館や原爆ドームにも行ってきます。 漫画『はだしのゲン』の黒い雨、ピカドン、腕を前に突き出して歩く被爆者達は、漫画とはいえ、小学生の私には衝撃でした。 その後、戦争ものの写真集を図…

旅立つ秋

日付2013年9月9日、ソフトマシーンAM5:50前日最後のイベントが盛大に終わる。私を含めて5人が朝まで残り、あとは最後を見届けようとしていた。 店内では、店のあらゆるものが、ハリーのかけるレコードに静かに耳を傾け、それぞれが感慨深い想いに浸っていた…

そろそろ家に帰るよ

9月8日に閉店をしてしまうライブバー、我が『SOFTMACHINE』。 出会いから6年間...真夜中のソフトマシーンには、必ず、ギターを抱えた女性が奥でコーヒーをすすっている...。 そんな風景の一部になっていただろうか、それほど頻繁に私はそこに居た。 今後…

幻のフォークナイト♪予告編

お盆でございますが、墓参りに行けないので、心の中でご先祖様にご挨拶しました。 いえいえなにせ昨日は体調がすこぶる悪うございましたよ。つねに頭から蒸気が出ていましてね、脳みそが腐っていくのではと心配したくらいですよ。この暑さ、いつ峠を越すので…

反戦歌

終戦記念日に向けて、8月11日のライブでは、反戦歌というべき『死んだ男の残したものは』を歌おうと思う。 谷川俊太郎作詞、武満徹作曲で、全六節あるのだが、カバーする者に五節までしか歌っていない場合があります。 単に長いから省略したのか、反戦の…

コーヒーカップ

先日、可愛いコーヒーカップをフリマボックスで手に入れた。 1970年代前後の『NIKKO JAPAN』クラシカルな雰囲気が素敵なのだ。箱入りでないけど、未使用と思われ。 一目で私のお眼鏡にかなった、手に取れば尚良し、値段を見ると、慌ててレジに駆け込んだ…

漢方熱

まだ8月にも入っていないのに連日の高湿度猛暑に夏バテ? 普段から低血圧で(↑75〜85、↓45〜60)、日中はゼンマイネジの切れかけのような私も、夜になると回復してくるのだが、今日は軽いめまいがしております。そういえばある時期(三、四年前)、不眠にな…

『太陽と火の鳥』

『太陽と火の鳥』 この世界の どこか知らない 街は幾つか 数えきれない 己が見た つまらないものは 石ころのように つまづきもしない 黄金に輝く 火の鳥を追いかけ 幾千の勇者が 命落としただろう 男にだけ 神が与えた その力を 見せるがいい ※ この世界が …

湿ったギター

『赤と白の残骸』 湿ったギター 私のギター 指で撫でれば うなづいて鳴った 不協和音の錆びた音色が 肌をつたい胸に染みる 赤いカーテン 白いベッド 部屋中が愛の残骸 私はもう また一人きりなの 歌うだけさと ギターは泣いた 不協和音の錆びた音色が 肌をつ…

愛するSOFTMACHINE

大阪市此花区、JR環状線の西九条の駅前に、昭和40年代を引き摺りながら、ひたすらマイペースを貫き通し、21世紀のこの世の中で、異彩を放つアングラ・ロック・バー!『SOFTMACHINE』は存在するのだが、今年9月末で閉店するのだ。営業はおそらく9月はじめ位…

梅雨と長靴とライブ

自転車で買い物へ行った帰り道に、女の子の長靴が片方落ちていた。 赤地に白の水玉模様の可愛らしいそれに目を落として、一旦は通り過ぎたが、持ち主が拾いに来なかったのか、長い間放置してある様子だったので(と自分に言い聞かせ)、少し引き返して、拾っ…

『ワルツ』

あ〜もう、今年のGWも、家に引きこもってしまったよ〜ん。部屋は4部屋もあるのに、6畳ダイニングとトイレの往復だけが、一日の行動範囲だなんて日もあるのです。 ただの出不精ですが、そんな日が3日も続くと、ちょっと人生損してるかなあって思う事もある…

新曲『仏花』

『仏 花』 帰れない 私は帰れない 私はお家がない 待つ人 死んだの 帰れない 私は帰れない 私はお家がない 眠れる夜も 無いの 花をちぎってしまいます 沢山ちぎってしまいます 憂うれと香る花弁は その後の行く末を知るか知らずか 堂々と美しさをさらして競…

新曲『ラストダンス』

んだす〜。失恋バラードの新曲ホヤホヤだなや。今度聞いてくんろなます。 『ラストダンス』 せめて朝まで そばに居てね 明日には あなたの居ない部屋で 今夜ふたりは ラストダンス 小さな胸が 裂けてちぎれる その前にもっと 触れてほしいの こんな女を 忘れ…

あのコに捧げるメロディ

三月初めの生暖かい夜に、我が猫が死に、ひと月が経つ。 あのコが死んでしまった時、私は別の部屋でギターを弾いていたはず。 いつも私の傍らで丸まって、歌を聞いてたあのコに捧げるメロディ『回転木馬に夢を乗せ』。 『回転木馬に夢をのせ』 すり抜ける風 …

想いがあるの

想いを書きます。 今まで、ライブでは意地でもオリジナル中心でしたが、場所によってはカバー曲を多く入れた方が、盛り上がるかななどと思うようになれました。 どんなライブをしたいのか、そもそも何の為に歌うのか。 私が歌を作って歌う理由は、『多分』、…

ザ・ロック食堂

父の誕生日に電話をかけて、いつ帰ってくるのという催促に、「まあ近いうちに帰るから」と適当に言葉を濁し早ひと月が。 正月も帰らなかった罪悪感と、焦燥感に胸がざわめく。 電車だと、乗り継ぎ3回、片道4〜5時間程の行程が、たったそれだけが、面倒こ…

春の音連れ

今日はいい天気ね。 もう春ね。 (アタシの猫は死んだけど) こんな日は、ギターを手に、気持ちよく歌えるの。 (あのコはもういない) お腹空いたな。 とりあえずcoffeeをたてましょうか。 読みかけの本が積まれたデスクに、カップをねじこみ、 ひとくちの…

新曲『オープンボーダー』

『オープンボーダー』 純朴可憐な ネパール少女 貧しい家を 救う為 超えてしまった オープンボーダー 連れて行かれた 異国の郷は 希望の縫製工場ではなく うつろな瞳が並ぶ うさぎ小屋 少女には夢があった 自分の作った服を売る お店を持つこと『父さんは、…

本と映画

趣味は読書と映画鑑賞です。と言えませんが(言ってみたい)、最近のヒット映画と本です。 映画『生きる』1952年 監督/黒沢明 映画『楢山節考』1983年 監督/今村昌平 原作/深沢七郎 2点ともあまりに有名な映画なので、どうよかったのかは、あえて表しません…

新曲『夕焼け色に染まる道』

『夕焼け色に染まる道』 私の向かうとこは 何があるというものでもなく 気の利く言葉いらず 人を愛するところさ 道なき道のように しるべはどこにも無いけど 心の思うままに 探しにゆくのさ 誰かの叫ぶ声が 茜色に溶けてく 涙に消えてく 夕陽は帰るけれど 肩…

廃墟の鳩

夢を見た。 私は、帰郷している。 家の一階でスナックを経営している父と母。(現実はもう店は絶たんでいるが) 家は三度改装しているが、この夢は二度目の模様である。二階は台所と居間、父の書斎と親の寝室があり、三階は浴場と洗濯場、物置部屋(高校時代…