ただいま!木曽路放浪編

三泊四日の旅から帰ってきました。
岐阜の実家を拠点に長野の奈良井宿へ、青春18切符を利用した日帰りの一人旅でした。
『なりきりチャレンジ!放浪ギター女侍 木曽路編』と題して、自分の度胸を試す旅でもあり、やりたかった事でした。
背中にギターを背負い、一人での〜んびりと旅をすれば、たまに地元の人や旅人が声をかけてくれ、お話をします。
お茶を頂ければお礼にと一曲、旅人同士なら良い旅をと別れに一曲、団子屋さんでみたらし団子を頂いたら店先で良いですかと一曲(ここまでやると図々しいと思ったが、やってみた)、勇気を出して押しつけがましく歌ってきました。
どこにでも、誰にでも、受け入れやすい美空ひばりさんの『川の流れのように』を一曲闘魂で歌いました。この歌は旅の道連れに大変合う曲だと思っています。

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旅の思い出は色々あるのですが、今回写真は撮りませんでした。その為、美しいと思う景色などは、充分に目に焼き付け眺めてきました。しかし景色もさることながら、いちばん旅を味わえた事は、お土産屋さんの奥さんに、桜のお茶を頂いた時、お礼に歌って聴いて頂いたら、木曽の味噌どら(味噌風味のどら焼き)をお礼のお返しにひとつ頂き、そしてその奥で黙って書道をしていたお爺さんは何も言わず、


『ヨーエンの歌声 天空に響く』
と、一枚書いてくれた事が、いちばん印象に残りました。