風街さん

yo-en2015-07-06

広島に風街さんという熱い男がいる。

ただ彼は、偶然に、私を見つけた。

きっかけはYouTubeで私がカバーした五輪真弓さんの『少女』、ともあれ、私を気に入ってHP(http://annyrin1.wix.com/yo-en)にコンタクトしてくれたのだ。

メッセージには、私の歌が好きだという事と、自分のブログに私の記事を載せたので覗いて下さいとあった。それが、


鉄板オン・ザ・ロック 熱い音楽&熱い鉄板焼き 俺の生きる道
〜人生一度きり、いい音楽といい仲間といい人生を〜
http://blogs.yahoo.co.jp/liferockfolkbulesjazz/35432436.html



上記のブログタイトル通り、風街さんのブログをさかのぼって読むと、音楽に対する並々ならぬ熱い情熱を感じる事ができる。それに膨大な70年代のレコードコレクション2000枚(どれもマニアック)に圧倒される。
ご自身の事も、一難去って又一難、波乱万丈な人生、苦難を乗り越えながら、自分らしく太っとく生きようとする様に、男気があり、ストレートで、何より正直さを感じた。

私にメールまでしたのは、余程の事だとご理解下さいと締めており、私はすぐに返信をして何度かメールのやり取りをした。

風街さんは近く鉄板焼きのお店をオープンする予定であり、そこで私のワンマンライブをしたいという、日程も10月28日(水)に決まった。(詳細未定)
但し、アンプもマイクも無しの、完全なギター一本での生歌ライブで、70年代に存在した『ぐあらん堂』の様なイメージをと依頼されたので、やった事がない私は、困惑したが(理由は生ギターと生歌の音のバランスが難点だ。ギターをピックでかき鳴らすと自然に声は張り上げてしまい、楽曲のイメージが崩れないか不安だ)、だけど風街さんの熱意に負け、なんとか叶えてみせたいと、依頼に挑む事を伝えた。

私も闇雲の行きあたりばったり、一か八かだが、風街さんも同じだ。
とにかく、広島で、風街さんの店で、私はライブをするよ。
どうして?
ただ彼は、偶然に、私を見つけた。
そして彼は、必然に、私の心をノックしただけのこと。