『魂ふたつ』歌の意味

yo-en2016-02-22

まずは唐突だが『普通は何々』にという言葉に、抵抗がままある。
もちろん私も、たわいもない会話では、その言葉を結構頻繁に使う。
私はなるべく普通にしているつもりだ。
コミュニケーションが苦手とも全く思っていない。
ただ、出会って暫くすると、掴みどころがイマイチわからない何かに、相手が戸惑うという場面は相当数ある。
誤解をされないよう、神経をすり減らしても、慇懃無礼な者と映る時は、泣きたくなるのだ。



私の中に魂ふたつ
表と裏に重なり合って
棲み慣れた身体
奪い合いながら
歪んだ顔で微笑んでいた

      『魂ふたつ』抜粋



私は二重人格者ではないと思う。
両極端なところは少しあると思う。
人にいい顔して合わせすぎて自分を見失う私と、自分の思うままでいたい私。
その両極端が表に出てしまい、いい塩梅に中和出来ない。
いや言い過ぎた。自然体の私が基本だ。
自分を見失うほど自分を抑える場面があれば、無意識にそれを埋め合わせするように、反動で、衝動的に、自我を尊重してしまうのだと言えばいいのか。
魂ふたつという曲は、そんな自分の心の葛藤からできた歌だ。