おばあさんになったアニー

yo-en2005-11-14

10年前に九州から飛行機に乗って、我が家にやってきたアニーは、生後1ヶ月の赤ちゃんだった。愛知県小牧空港まで迎えに行った時に初めて見たアニーの可愛さに、私は子どものように興奮していたと思う。
訓練所の中で、両親とも警察犬という間に生まれたアニーは、ラブラドールの中でも相当賢いと思えたが、小さい頃だけは、ひどい悪さをした。
畳や土壁を掘ったり、テレビのリモコン・子どものおもちゃ・メガネ・本・タバコ・スリッパ・・・・・・壊したものは数知れず・・・・。
大型犬になろうとも、家の中で飼う事を決めていたので、徹底的に躾をしました。本などを読みあさり、ラブの特徴・特性を考慮して、私が主に躾をしました。
それはそれは厳しいオーナーで「絶対服従に、こだわり、ひたすら飴とムチ的な躾でした。エサを前に、ヨダレを垂れ流しながら、何十分と待たせる私に、家族は可愛そうと思っていたと思います。
7年間、親子の様に一緒に暮らしていたが、3年前に同居の親にあずけて引越し。当時、ショックで生気を失う程うろたえたが、優しい義父母に慰められ、そのうち状況を把握し、義父を主人として慕いはじめました。
今では、別犬のように、甘ったれの太りすぎになってしまったが、親も犬も癒されているようだ。
とうとうおばあさんになったアニー。
愛いヤツ。来年は、また一緒に暮らせるよ。長生きするんだよ。