恐怖診療 2

左下の親知らずを抜歯しました。

医者 『はい。では、今日から反対側の歯の治療を始めましょうね。』(ニコッ)
 私 『ハイ、先生。今日は親知らずを抜くんですよね?そのつもりで来ました〜。』(ニコッ)
医者 『もちろんです。そのつもりで来てもらわないと困りますよ。』(ニコッ)
 私 『あっハイッ。よろしくお願いしまーす。』(ニコッ。イタクシナイデネ、シンチョウニネ。)

私が通う歯医者は歯科大学の付属病院なの。なにやら説明してくれて今回はインターンに麻酔を打たせるらしい。先月、反対側の親知らずを抜歯して要領が判った為、少し余裕の笑顔まで見せたのに、不安な表情を露にしたようで、場が張りつめちゃった。
親知らずは横に半分以上埋まってる為、メス切開。この時もインターンへの説明がこわいの。
深く切る。ここまで長く切る。引っ掛けて大きく開く。すばやく吸引する。強く挟む。それをするとドン的になる(ドンって何?)。
などの言葉で意識が遠のいたが、先生が発する『ドン的なになに』がツボにはいり、耳にする度、意識が呼び戻された。

あの〜先生!くれぐれもドン的治療はしないで下さいね!!!