ヨーエン、ホーチミン2日目、その1

yo-en2012-02-03

 ホーチミン2日目、晴天。
 6時起床。変な夢を見たけど熟睡できて、すっかり疲れは取れていた。しばし窓際に立ち、ここは日本じゃないのねと感慨深げに景色を眺める。(10階でも車やバイクのクラクションが絶えず聞こえるのよ)
 ホテルの朝食は1階と10階にそれそれビュッフェスタイルで用意してある。10階はエグゼクティブ客しか利用できず、オープンテラスもあり、ゆったりできる。日本の温泉ホテルの朝食バイキングじゃあるまいし、少しきどってよそ行き笑顔の『グッドモーニング』。
ホテルの食事は外国人用に香草や薬味が抑えてあり、少し物足りないが、充分に頂いた。
 デミは、メコン川クルーズのツアーに行く為、一足先に出かけて行き、フリーのワタシは、オープンテラスで苦濃コーヒーを飲みながら、地図を広げて今日一日の行動をシュミレーションしてみる。
まずは自転車をレンタルしようと思い立ち、フロントで尋ねてみた。すると、自転車レンタルはホテル裏手のバックパッカーエリアに数件あるだろうが、ホーチミンでの運転は非常に危なく、万が一事故を起こした時、こちらの病院は良くないから止めた方が良いと警告された。
(そうね、充分気をつけなきゃ)体中の神経を過敏にして、バックパッカーエリアに行く。でもバイクレンタル店は軒を連ねていても、自転車は無いとの事(ショボン)。
地図を見たり、道を聞けば、バイクタクシーやシクロマンが群がるので、隠れるように歩いていたら、シクロマンに捕まっちゃった。自分が乗せた客が書いたコメント帳?(ペンションにあるような)を見せて、
『ワタシ、ノセル、ミナサン、タノシイネ〜、ダイジョウブ、ヤスイネ〜、ドコイク?
目指すは戦争証跡博物館。値段を聞くと、市内どこでも一回5万ドン(200円)、相場は知らないけど安いから、もう一度念を押して乗ってみる事にした。
甘かったわ、ワタシ....。乗車中、気のいい笑顔で会話してきたので、気分よく浸っていたら、降りる時に15万ドンと言ってきたの。(おんどりゃ、なめとんのか〜!!! ショックで人間不信になるやんか!!!)泣!
 さて戦争証跡博物館。ここでは写真やパネルを用いてベトナム戦争の悲劇を伝えている(奇形児のホルマリン漬けが目玉よ)。
怖いもの好きのワタシ(デミを誘ったが、魔女なのに怖いものは一切ダメ。最強の弱点は他にあるけど内緒)は、ホルマリン漬けだろうと、爆弾でバラバラにちぎれた人の写真も、食い入るように凝視。他にもギロチンなどの拷問器具が展示されており、いい具合に胸クソ悪くなったので、昼ご飯を食べる事にしたよ。(わ〜い!やっとお腹空いた〜♪)
食べ物がいちばんの楽しみだ。下調べしておいた、コムガーン(蒸し鶏とご飯)が美味しいと地元評判の店を探し歩き、コムガーンとチェーを注文。(チェーはココナッツ味の冷たいデザート。ブラックタピオカがたくさん入って美味しかった〜♪)
 昼食後は、飛び込みでマッサージ店に入る。(フットマッサージ、75min/400円は安いんだもん)
観光客はひとりも居ない模様。フットマッサージを頼むと、ゴムののびきった半ズボンに着替えさせられて、貴重品を持って薄暗い部屋に入った。緊張。(客はワタシ含め二人。いいのかな〜ここ?)
始め、フットバスに足をつけていたら、サーモスタットが無いのか熱さが限界。思わず足を出した頃に男の若いスタッフが来てくれた。そして、アロマオイルを刷り込み丁寧なマッサージが始まった。足だけのはずが、腕、腰、肩、頭と、軽くマッサージしてくれ、うっとりして満足なヨーエン。
『カム・オーン』(ありがとう)と感謝を伝えると、彼がチップを要求。(エッ?そういうシステム?)チップ相場を知らないワタシ(すでにパニック)は、20,000vndを2枚か3枚かで、しばし悩み、3枚の60.000vnd(240円)を彼に渡したら満足しているようだった。(はあ〜つかれる〜)
 店を出ると、そのままホテルの方面へ、ブラブラと散策始めた。

 次回は『ヨーエン、ホーチミン2日目、その2』だよ。